ディープサイクルバッテリーを買う時に注意すること ｜ TK　TECH全てのブログ ｜4WD･SUVのカスタム パーツから 車中泊/キャンピング部品まで T.K TECH

今回は、ベバストヒーターの故障を疑って診断した結果のお話。

Sさんは弊社でベバストヒーターを取り付けました。
取り付けたのは7.8年前です。

それまで順調でしたが、今回スキーに行った時にヒーターが止まってしまったとの事。
エラーコードは「電圧低下」。

でもバッテリーは2か月ほど前に取り換えたばかり・・。
しかも、2・3日前に充電したばかり・・。
電圧低下のはずがない！！



そこで、スキー帰りのその足でコンピューター診断をしに寄ってくれました。
（弊社で取り付けたお客様は、コンピューター診断は無料で行っています。）
コンピューター診断の結果・・・今まで起こったエラーは「電圧低下」のみ？。



念のため、テスターで測ってみると確かに電圧が低い。
ヒーターが止まってしまう原因はやはり電圧の様です。

では、何故、買ったばかりで、しかも充電したばかりなのに電圧がすぐに低くなってしまうのか。
それはバッテリーの劣化の問題が考えられます。
実は販売店の中にはたくさんの在庫を持ち、それを売り続けているところもあります。
製造日が古いのです。

メーカーやきちんと管理しているところは電圧管理をしているはずなので劣化していません。
電圧管理せずにある場合は、充電すると電圧は上がるのですが、維持していられず、電圧降下してしまいます。

例えば、充電中12.9Vと表示していても充電状態を解除して少し経つと表示（もしくは計測値が）
は11.5Vになっていたりすることも。

数年使っているバッテリーもこのような状態になります。
このごろ充電の状態が悪いなぁと思ったら取り替え時ですね。

使っている期間が短くても充電せずに放っておくと早く劣化が進みますのでこれも要注意です。

Sさん曰く
「ネットでちょ〜安く買えたんですよ。ラッキーだと思ったけど逆だった〜。
いやぁ、ちょっとショック！！」

との事です。
皆さんもご注意を！！！

T.K TECHで販売しているディープサイクルバッテリーは注文を頂いてからメーカーに発注しているので安心してお使いいただけます。