ワーゲンバスに取り付いている「ベバストFFヒーター」のオーバーホール(修理)と取付直しをしました|

ワーゲンバスに付いているベバストFFヒーターのコンピューター診断をしました。
エラーメッセージが出ているという事で調子が悪かった様です。

現状の取付状態・コンピューター診断の結果からみるとススがたまっている可能性が大でした。

お預かりしてべバストFFヒーターのオーバーホールすることになりました。
べバストFFヒーターを分解して見たところ・・・・・

ベバストFFヒーターのたまったスス(煤)

アップにするとべバストFFヒーターの燃焼室のススの厚みのすごさがわかります。
ベバストFFヒーターのたまったすすで不完全燃焼を起こしています

これでは通気が悪く煤の中に燃料が浸み込んでしまい正常燃焼できません。
不完全燃焼を何度もしてしまったのが影響しています。

2年程前にもベバストFFヒーター本体のオーバーホールをしたばかりとの事です。
ワーゲンバスは走行中にもFFヒーターを使用することが多いと思います。
出来れば走行中は使用しない方がいいのですが、寒さには勝てませんね。
であれば、取り付け方を考慮しないとなりません。

ススの清掃自体はそれ程高いものではありません。
ただ、車からの取り外し、分解、清掃、他の部分の確認、組み立て、取付施工し直し等が一連の作業となってしまいますので、
古い型のベバストFFヒーターなら、新品のものに取り換えてしまった方が、お得です。

今回は、オーバーホールして、様子を見ることになりました。

本体取り外した架台はそのまま生かして使用します。
もともと取付いていた架台を生かしてベバストヒーター本体を再取付

ただ、1〜2ミリほどの段差がある部分に片側が載ってしまった状態で取り付けてあったので、
その部分にもススの跡が・・・!
という事は隙間からガスが車内に放出されていた可能性もないとは言えません。

ススの跡が付いてしまっているベバストFFヒーター取付部分

オーバーホール後の取付ではしっかりシーリングして対応しました。
取り付け面にしっかりシーリング処理をしました

又、走行中使う場合の風の影響による不具合が少しでもなくなるように車体下の風対策を行いました。

千葉県のMさん親子です。旦那さんはNGという事で。
ベバストFFヒーターのオーバーホールをしたワーゲンバスユーザーのMさん親子

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